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淨願寺の歴史


寺史(誌)略記

1382年 創建
天皇を中心とする中央集権国家を目指し鎌倉幕府打倒を掲げた後醍醐天皇、その皇子である宗良法親王(1311~1385?) は、征討将軍として転戦し越後に二回入国されている。 足利政権下、親王はかつての古戦場をめぐって三回目の越後入国を果たしたものの、この地で薨去されたとされる。 その親王の住居「新郭(しんぐら)」の地に弘和2年、創建されたのが、現淨願寺であると伝わる。

*親王の墓所は王家(能下)の比叡塚。 村名は王家村(お住まい)から王果村(薨去される)、
 お墓所を護る王番田へと変わる。
*親王は70歳(弘和元年1381年)で『新葉和歌集』を河内山田で編纂された後足跡不明とされている。
 僧体で古戦場を訪ねられたと考えられ王番田の他にも親王薨去説が残る。
*足利尊氏台頭の中、親王に従った従者30余名が甲府青柳の地から移り住み寺を中心に帰農したと伝わる。
1473年 浄土真宗に改宗 
七世淨願坊(~1487)が吉崎滞在中の本願寺第八代蓮如上人(1415~1499)に帰依し
真言宗「堅法寺(けんぽうじ)」から浄土真宗「淨願寺」へ(文明5年)
1623年 御本尊入仏 十四世釋宗榮(~1623) 東本願寺第十三代宣如上人より現木像御本尊「阿弥陀如来」下付される。
1746年~49年 本堂再建
十八世釋碏瑞(~1761) 延享3年現本堂再建。 広く門信徒の協力を得て宮本堀之内の大欅を用材として三年がかりで再建。 大欅の伐口は畳八畳の広さと伝わる。 跡地には同朋会有志により石碑が建立されている。 大欅伐採中木中より出現した天然の「思惟観音(弥勒菩薩)像」は「火防の仏」として伝えられている。
1828年 三条大地震 文政11年11月12日 長岡から三条・燕に到る信濃川流域の南北約30km幅20㎞ 最大震度6以上の
「越後三条地震」発生、甚大な被害を受ける。 被害例として河根川88軒中潰れ家51軒。
1852年~58年 山門建立、二十二世釈宗寛 嘉永5年(1852)
庫裡再建、安政5年(1858年)。
1896年
1897年
二十四世釋宗城 明治29年、経蔵建立。
明治30年5月1日鐘堂建立。 当時の梵鐘は太平洋戦争で供出。
1920年 宗祖親鸞聖人650回御遠忌法要厳修 
大正9年、東本願寺第二十三代ご門主彰如上人ご臨席。 
1958年 淨願仏教婦人会設立 昭和33年11月、仏教精神による会員各人の向上を目指して当時の二十五世釋麟城住職・坊守の願いから設立。
1961年 長岡地震・第二室戸台風 昭和36年2月1日未明 本堂半壊、庫裡全壊という甚大な被害を受けた長岡地震発生、
同年9月 第二室戸台風により鐘堂倒壊、山門全壊、経堂損壊。 以後門信徒一丸となって災害復旧に全力を注ぐ。
1967年 本堂屋根改修工事 昭和42年(1967)茅葺屋根からカラーアタン屋根へ改修。
1970年 宗祖親鸞聖人700回御遠忌法要厳修 
昭和45年10月、曽我量深・金子大榮両先生ご法話。
1974年~75年 庫裡改築工事 昭和49~50年、築117年の庫裡の改築工事を完了。 
1977年 宮本・堀之内の大欅(現本堂材木)跡地に同朋会有志により記念石碑が建立。
1986年 浄願聞思会設立 二十六世釋宗英の願いにより昭和61年12月発足会。
1993年 本堂・山門・鐘堂銅板葺替工事 栃尾、原貞板金工業所と随契方式で、平成5年9月竣工。
2003年 内陣修復工事・住職継職式 平成15年5月、廣川仏壇店による内陣修復工事完了、
6月15日二十七世宗経現住職継職式。
2004年 新潟県中越地震 平成16年11月23日 川口町を震源とする最大震度7の激震発生。
内陣の一部と庫裡の壁全面要修理も甚大な被害は免れる。
2020年~21年
本堂改修工事 御遠忌記念事業として令和3年約100年ぶりとなる本堂大改修工事完了。
木工事は田中建設、外陣修復工事は廣川仏壇店。
2022年 宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要厳修
新型コロナ感染症の影響を受け予定より一年遅れで6月18・19日厳修
1746年~49年 本堂再建
十八世釋碏瑞(~1761) 延享3年現本堂再建。 広く門信徒の協力を得て宮本堀之内の大欅を用材として三年がかりで再建。 大欅の伐口は畳八畳の広さと伝わる。 跡地には同朋会有志により石碑が建立されている。 大欅伐採中木中より出現した天然の「思惟観音(弥勒菩薩)像」は「火防の仏」として伝えられている。
ご先祖・先人たちが「聞法の道場」として、修復と再建を繰り返し大切に護持されてきました。
門信徒の皆様はじめ多くの有縁の方々のお支えにより現在に至ります。