「御遠忌記念事業」として取り組んでまいりました、本堂の大改修工事について、
門信徒、並びに有縁の皆様のご懇志とご協力を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。
御遠忌の法要と併せて「本堂修復報告法要」をさせていただく予定です。
―お取越・報恩講―
私たち真宗門徒にとりまして、もっとも大切な仏事が「お取越・報恩講」の法要です。
「お取越」は毎年勤まる宗祖のご法事のことで毎年、お勤めいたします。
お寺は仏法(ぶっぽう)を聞いてこられた私たちのご先祖、先人たちが、
聞法(もんぽう)の道場(どうじょう)として建立されました。
そして修復と再建を繰り返しながら大切に護持(ごじ)されてきた歴史があります。
その中で、お念仏の教えを歓ばれてきた先人たちが宗祖のご遺徳(いとく)を偲(しの)んで
「お取越・報恩講」が勤められ、相続されてきました。
―御遠忌―
毎年勤まる宗祖のご法事(お取越)を50年ごとに節目としますのが「御遠忌(ごえんき)」です。
この50年に一度の「御遠忌法要」を“ご縁”とされ、いま一度、私たちの生き方や生活の有様(ありさま)を
見つめなおす。そして宗祖や先人たちの願いに立ち帰り、
共に教えを聞いていく歩みとなっていかれることを願いまして、謹んで皆様にご案内申し上げます。
ご家族や友人など有縁の方をお誘い合わせ、ご参詣ください。もちろんお一人でも、どなた様もお待ちしております。